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2006年9月10日 (日曜日)

【特別寄稿】がんばれエアバス!!!

欧州が期待をかけるエアバスが苦しんでいるようです。

総二階建ての超大型機「A380」。先日シンガポール航空のキャンペーンでご紹介しましたが、この量産の遅れと設計変更で同社の経営状況が急速に悪化しているそうです。

同社のフンベルト最高経営責任者(CEO)が7月に辞任。

そして先週にはエアバス380担当のシャンピオン最高執行責任者(COO)が解任されました。

この解任の理由はA380の電気系統の問題が長引き、そのため量産化計画が大幅に遅れたことだそうです。

その結果、エアバスの親会社EADSの税引き前利益は来年から2010年まで二十億ユーロ(約2500億円)減少する見込みです。

エアバスのA380は先週4日にはフランスで乗員474人を乗せて試験飛行を行ない、現在16社から159機を受注しています。

ところが年内に一機、シンガポール航空への引渡しは可能ですがそれ以外は見通しがたたず、来年は予定の半分も引き渡せない見込みで補償金を請求されているそうです。

民間航空機の受注数は2001年以降はずっとエアバスがボーイングを上回って来たのですが、本年は7月現在でボーイングの半分以下に落ち込みました。

また先週の報道では、エアバスの20%大株主のイギリスBAEシステムズはエアバス株を親会社のEADSに売却すると発表しました。理由はエアバスの再建には新たな資金負担を要請されるっであろうことと、時間もかかるであろうことからだそうです。また最近のユーロ高もエアバスA380のl国際競争力を落としているみたいです。

もし、エアバスが再建不可能な状況に追い込まれるとしたら、世界の航空機はボーイングの寡占状態になるのではないでしょうか。

そうなると、アメリカが世界の空を制覇することになります。

お互いよいライバル関係は、成長を促します。

寡占状態になると成長が鈍化して、いろいろと弊害が出てくるのが世の慣わしです。

民間機の利用者から見れば、一刻も早くエアバスの復興を願ってやみません。

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コメント

旅好きおやじさん、こんにちは♪
本当であれば、6月にSQが世界初のA380を就航するはずだったのですが、納期が遅れるという情報が流れてから、エアバス社の株価の下落が始まりました。

「航空新時代の幕開けだと期待していたのに、残念です。
でもエアバス社にエールを送りたいです。

ところで、上海はどうですか?

投稿: まねき猫 | 2006年9月11日 (月曜日) 14時39分

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